ジェンダーレストイレ〜LGBTの権利運動に思うこと〜

最近はLGBT関連のニュースをよく耳にしますね。

中でも歌舞伎町タワーに設けられたジェンダーレストイレのニュースは議論を呼びました。

この手のニュースには必ずLGBT当事者団体だとかの意見が出てきます。

個人的にはこの活動家の人たちの意見には同意できないものが多いです。

彼ら活動家の考えは、一般のLGBTとかけ離れていると感じます。

カマたくさんはジェンダーレストイレの必要性に疑問を呈しています。

このカマたくさんのポカーンみたいな表情が、今の一般のLGBTの心情を物語っているなと感じました。

楽しんごさんもLGBT法案に反対しています。

当事者たちがどんどんクエスチョンを出し始めています。

けれどメディアは「差別されている可哀想なLGBTたち」を求めており、それを広めています。

そのせいで社会全体ではLGBT=めんどくさい人たちのような印象がつきつつあります。

過激な声ばかりが取り上げられていて、そんな意見とは無関係な一般のLGBTたちが余計に生きづらくなっています。

同性婚

そもそも活動家の人たちは、本気でLGBTの権利向上を目指しているのでしょうか。

彼ら革新派の人たちは、ただ単に世の中に不満のある弱者を味方につけたいだけなのではないかと思ってしまいます。

LGBTの抱える代表的な問題として、同性婚ができないことが挙げられます。

活動家は国に同性婚を認めさせようとしていますが、まず憲法上、同性婚はできません。

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

憲法24条

結婚は「両性の合意のみに基づいて成立」するとあります。

男と女がするものだと書いてあります。これは小学生でもわかります。

同性婚をするには、どうしても憲法を改正しなければなりません。

しかし革新的な活動家たちは、憲法を改正するよう努めるわけではありません。

彼らは「現憲法の『両性』とは、男女とは限らない(現憲法でも同性婚は可能)」と主張します。

意味がわかりません。

その次の「夫婦」はどうなるのでしょうか。

どう考えても無理筋な主張ですが、彼らは「憲法を改正しろ」とは言いません。

なぜならそれが憲法9条改正のきっかけになってしまうからです。

そのため無理やりな主張を通すしかありません。

このことからもわかるように、彼らにとっては改憲反対が最優先であり、同性婚なんてテーマは二の次です。

憲法24条を改正しようとしないなんて、同性婚について本気で向き合っていないと僕は感じます。

「偽善」という言葉がふさわしいです。

ジェンダーレストイレ

話を元に戻しますが、あのジェンダーレストイレは誰が、誰のために作ったトイレなのでしょうか。

ジェンダーレスの方々はこのようなトイレがなければ本当に困るのでしょうか。

他人と壁で隔てられている空間に何を求めるのでしょうか。

多目的トイレではダメなのでしょうか。

そもそも、今まではどうしてきたのでしょうか。

謎が謎を呼ぶばかりです。

個人的には、活動家の人たちは、性差のシンボルである「トイレ」から「性別」という概念をなくそうとしているのかなと思いました。

性差がないという物理的な既成事実を作れれば、憲法24条の解釈に変更の余地が生まれると考えているのかもしれません。

トイレを変えることで同性婚を可能にしようとしているのかもしれません。

そのためにはトイレを使用するにあたってのLGBT当事者や、性犯罪に怯える女性の気持ちなどは関係がありません。

その結果、あんな議論を呼ぶトイレができてしまったのではないでしょうか。

何か裏がなければあんなジェンダーレストイレが推進されるはずがありません。

歌舞伎町タワーのように私企業が勝手にやるならいいのですが、渋谷区では公衆トイレもジェンダーレス化しています。

カマたくさんはお金が動いているんじゃないかと思っています。

僕もお金は絡んでいると思います。

弱者ビジネス

若年女性を性被害から守るという名目で活動をしていた、とある一般社団法人の公金不正会計の件が話題になっています。

世の中への不満や憎悪、分断を煽り、そこから生まれる負のエネルギーを金儲けや政治活動に利用する人が、この世には存在します。

福祉は国から安定的に大金が入るため、弱者ビジネスは成功しやすいです。

しかしよくもまぁこんな悪魔的なビジネスを思いつきますよね。

思いついたとしても実行できるのがすごいし、本当に悪魔なんじゃないかと思ってしまいます。

ちなみにLGBTについても既にたくさんのNPOが誕生しています。

まともなNPOであることを願いますが、LGBT団体の動きとその一般社団法人の動きは似ていないでしょうか。

その一般社団法人は売春していた少女たちを保護していました。

しかしそもそも彼女たちは自由意志で売春をしていました。

それを男性に性的搾取されているだとかなんだとか言って行政から多くのお金を支給されています。

この弱者ビジネスを続けるためには、女性は性搾取から保護されるべき、可哀想な弱者でなければなりません。

そのため、その一般社団法人は女性差別について声高に叫んでいました。

これは今のLGBTと似ています。

日本には二丁目も存在しているし、最近までLGBTは普通に共存できていました。

キリスト教圏のように迫害に遭っているわけでもありません。

そこに突然欧米の価値観を持ち込み、差別されてきたと言い、権利を主張し始める人たちが現れました。

この動きに流されて世の中に怒り狂っているLGBTが増えてきたような気がするのですが、少し冷静になってほしいです。

この動きでLGBTが怒り狂っても、得をするのは活動家団体とトイレ施工業者くらいです。

現にLGBTは社会の腫れ物のような存在になりつつあります。

自分たち自身でより”生きづらい”世の中に変えてしまってはいないでしょうか。

自分の置かれた環境に不満を持つのは時間の無駄です。

それよりも自分が変わるように努力した方が、自分のためにも心のためにもいいと思います。

追記

Twitterでいろいろな意見を見ていたら、面白いツイートを見かけました。

https://twitter.com/123cdef/status/1649971446989623298

こんな指標を作って企業からお金をもらうビジネスがあるんですね。

軽く調べてみましたが、「Pride指標」と「レインボー認定」という2つの審査を受けるには11万円かかるそうです。

多くの企業が毎年審査を受けているそうなので、かなりの利益になりますね。

弱者とか福祉とかって、利用すれば本当にお金になるんだなと思いました。

企業の側からすればLGBTのために努力したはずなのに、女性からは批判され、当事者たちからも不要だと言われて可哀想です。

LGBTが触らぬ神になってしまう未来は、すぐそこなのかもしれません。