国民保護サイレン

一昨日の朝、神田のある千代田区では国民保護サイレンが鳴り響いていました。

千代田区では東京都の他の地域がJアラートの対象になったときにも、国民保護サイレンが鳴るようになっているそうです。

今回は小笠原などの離島が対象だったため千代田区でも鳴ったようです。

離島が対象になったときにも鳴るというのは、少しお役所仕事的な部分があるように感じました。

本当に怖かったので改善していただきたいものです。

サイレンの音で起きて、最悪な目覚めでした。

聞いたことのない方はこちらの動画を

僕は以前からこのサイレンがどんな意味を持つか知っていたので、トイレに逃げてミサイル発射の情報を調べていました。

サイレンが鳴って10分〜20分くらいは絶望していて、死んじゃうのかなぁと思っていました。

『この世界の片隅に』の原爆が落ちるシーンを思い出しました。

最初にこの映画を観たときは、原爆が落ちるまでの日常シーンが冗長だと感じました。

でも、現実の広島も実際にそうだったのだと思います。

戦時中で貧しいながらも平凡だった日常が、原爆によって一瞬で奪われたことを上手に表現していたのだなと。

退屈な毎日だと思ってしまうことがありますが、今の平和で平凡な日常を送れることに感謝するべきでした。

僕はミサイルを発射したら日米韓の軍事的結束が強まるだけだと思います。

けれど北朝鮮からすれば日米韓が結束するならば我々は軍事拡大する、という考えなんだと思います。

まるで冷戦の緊張の高まりのようです。

平和的解決が一番ですが、対北朝鮮宥和政策を取っていた文在寅政権は、南北統一を目標に掲げていたのに何の成果も出せませんでした。

むしろこの5年間で北を成長させてしまった点で悪化したと言えます。

話し合いで解決するのはとても理想的ですが、それは相手が話し合いに応じるという前提のもとでしか実現しません。

現韓国大統領は強硬派の尹錫悦ですが、どうなるのでしょうか。

先制攻撃についても言及していましたが、実際に戦争になることは望んでいないと思います。

いずれにせよ、今回はミサイルが落ちずに平和な日常が続いてよかったです。

通勤中の方々が避難していないため、平和ボケしているとの批判のコメントが多かったです。

けれど、平和ボケできるのは平和な証拠であって、幸せなことだと思います。